- mustの意味
~すべきだよ、~に違いない
話し手が自分の意志やルールに基づいて命令や推測を出す場合に使います。
例文
- I must go to bed early. (私は早く寝なければならない。)
- You must be quiet in the library. (図書館では静かにする必要がある。)
- The cake must be delicious. (そのケーキはおいしいに違いない。)
- have toの意味
~しなければならない(法律等でそう決まっている)
(~しなければならないことになっている)
外部の理由や義務、規則に基づいて行動しなければならない場合に使われる。つまり、話し手の選択や意思とは関係なく、外部からの圧力や要件によって行動が必要とされる場合に使う。
例文
- I have to go to work. (私は仕事に行かなければなりません。) ⇒会社のルール
- Students have to wear a uniform at school. (生徒は学校では制服を着なければなりません。) ⇒学校のルール
- We have to be at the airport two hours before the flight. (私たちは飛行機の出発2時間前に空港に到着しなければなりません。) ⇒飛行機会社のルール
ただし、mustとhave toは言い換え可能なことが多いです。
会社のルールがあっても、個人として「やらなければならないこと」と認識していることってありますよね。その場合は、must もhave to でもどちらでも使われます。
ニュアンスを覚えて、使いこなしましょう。
まとめ
今回は、mustとhave toの違いについて説明しました。
must:話し手の意志や判断に基づく義務を表す
have to:外部の要件や義務に基づく行動を表す
ただし「must」と「have to」は多くの場合、互換可能で使われることもあります。2種類を使いこなして、言いたいことが言えるようになりましょう!